安全な暮らしをする~害虫駆除は外注に任そう~

都心部に出現する

都市部の住宅地周辺に出現するイタチはほとんどがチョウセンイタチである。チョウセンイタチはチョウセンという名が付いているものの在来のイタチ類であり、対馬のみに分布していた。本土域に分布したのは船舶の荷物に紛れて上陸したものや、毛皮用として移入されて逸出したものや、ネズミ退治用として放獣されたものが、都市環境に適応して分布を広げたと考えられている。 チョウセンイタチは在来の動物であるため、鳥獣保護法により捕獲が禁止されている。害獣として捕獲退治が必要な場合は都道府県知事に対して捕獲許可書の申請を行わなければならない。捕獲器はイタチ用の特別仕様のものが必要であり、1個が約20000円もするため、個人で購入する前に地方自治体の担当へ相談するほうが良い。

イタチの害は住居内や敷地内に侵入してゴミや食べ物の食い散らかしや、天井裏の入り込みによる騒音、糞尿の匂いの害などがある。イタチ類含む動物はある程度決まった獣道を利用して移動するため、その移動経路と巣を特定することが退治の第一歩となる。特定するにはイタチの糞、足跡などのフィールドサインを見極めることが必要である。特定できれば、イタチ類は特に警戒心が強く、匂いの変化に敏感なため、動物忌避剤などを用いて近寄らせないようにする。忌避剤は木酢液やクレゾールなどでも代用できるが、匂いが弱く退治できないこともあるため、動物用の忌避剤を使用したほうが良い。また、巣の入口などにセンサー付きライトなどを設置すると近づいた時だけ明るく照らすため、警戒心が強い動物には効果がある方法である。